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2019年10月 ゴホウビダイナーはRESTARTします。

2019年10月 ゴホウビダイナーはRESTARTします。

こんにちは。ゴホウビダイナーの齊藤星児です。
いつもご利用いただきありがとうございます。

先日、10月10日にメニューをリニューアルしまして、
約半年間かけて開発をした「祖師谷バーガー」と「忍者バーガー」を発表しました。
これからの当店の看板メニューになってほしいと思っております。

ゴホウビダイナーはこれを機にRESTARTいたします。
ゴホウビダイナーのコンセプトを皆さまにお知らせしたいと思います。

ゴホウビダイナーは、2017年4月にオープンしてから2年半が経ちました。
オープン当時は、近くにある居酒屋チェーン店のオーナー業との兼務でしたが、
今年からこのゴホウビダイナーに一本化して仕事をしています。
自分ですべてを決めて、実践するのは大変ですが、やりがいがあります。

ゴホウビダイナーの営業時間は
ランチ11時~15時、ディナーは17時~24時まで。
アルバイト含め10人のスタッフで楽しくやっています。
アルバイトの大半は大学生なので、
大学の試験期間中などは
自分ひとりで走り回って営業していたりします。

店内は20席、場所は小田急線 祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩1分の便利なところにあります。
ゴホウビダイナーのコンセプトは
『国産バーガーを国産ビールでおいしく食べる店』です。
国産であることにこだわりを感じています。

「えっ、 国産のハンバーガー??」って思いますよね?
もちろんハンバーガーの発祥はアメリカですし、アメリカ文化の象徴とも言えます。
私自身、学生時代にアメリカに留学していたときに、
旅先で食べたハンバーガーが忘れられません。
現地でハンバーガーを食べると、
USAにいることを強烈に実感した一番の食べ物でした。

それなのに、なぜ国産にこだわるのか?
その理由は、日本には四季があり美味しい食材が豊富だからです。

アメリカでは近代的な農業が盛んなため、先進技術を活用して、
効率的な大規模農法により、主に単一作物が生産されます。
例えば、トマトは長距離輸送に耐えられることが求められ、
青っぽくて固いトマトがどの地域でも生産されているのです。
そのためアメリカのハンバーガーはどこで食べても
同じ味わいに感じてしまうことがあります。

一方で、元来より日本では地域ごとの小規模農法が主流です。
各地の土壌や地形や降水量などを考慮した上で編み出された、
風土に根ざした農法が各地に残っています。
近年では、伝統野菜などの個性的な種子も注目を浴びていて、
その場所でしか味わえない、地域ならではの作物が収穫されはじめています。

これら個性的な国産の食材をハンバーガーに使ってみたら面白いんじゃないだろうか?

そのことが頭をよぎってから、
日本の多種多様な食材をハンバーガーに活かせないか
試すのがライフワークになりました。
休みの日にはハンバーガーの有名店をめぐり、開発のヒントを探しました。
また生産者さんとの交流イベントに頻繁に参加し、
福岡の畜産家の赤崎さんや、福島の養鶏家の菊地将兵さんなど
多くのクラフトマン(職人的生産者)にも出会うことができました。

そのクラフトマンから分けていただいた食材を使って
ハンバーガーを試食していると、
それはもはやアメリカで食べたハンバーガーとは
全く別物だということに気づきます。
独特の味覚、食感がとても個性的。
こんなハンバーガーは世界に一つだし、誰も作らないだろうと思いました。

アメリカのハンバーガーのイメージをできる限りゼロにして、
オリジナルハンバーガーを作り続けました。
国産の食材を使ったハンバーガーで、
日本人ならではの創作ハンバーガーができるはずと思い、
試行錯誤を続け、10月のリリースに至ります。

既成概念に囚われないまったく新しいハンバーガーを作ることができて、
今とても満足しています。

さらに、
都内のハンバーガー店を覗くと世界各国のビールが見受けられますが、
国産バーガーを試食していると、日本のビールが一番合うのではないかと思い始めました。
味の細部にこだわる当店の国産バーガーには、
日本人の感性と職人気質で仕込まれたビールのきめ細やかな味わいが、
バーガーの旨さを引き立ててくれ、
まったく予想しなかったハーモニーになることも経験しました。

このことをお客様に感じてもらいたいと思い、
バーガーとビールとの組み合わせにも気を遣うようになりました。
やはりビールも生産者のこだわりが見える、国産がいいと思います。
現在はAugust BeerやKyonan Beerなどを取り揃えています。
今後は地域にある醸造所のクラフトビールも
品揃えに入れてゆきたいと考えています。

こんな発見を経て、私が実現したいゴホウビダイナーは
『国産バーガーを国産ビールでおいしく食べる店』
なのだと強く思うようになりました。

日本の食材を使ったハンバーガー、
国産ビールと一緒に食べるハンバーガー。

これが僕のこだわりであり、これを作ることは、
自分にしかできないことだと思っています。

以前よりBurger & Beerをお店のテーマとして打ち出してきましたが、
こんな理由で、国産Buger & Beer レストランとして、
これからお店を運営していくことに決めました。

日本で生まれ育ったからこそ、
Made In Japan の肉と野菜で作られたハンバーガーを
Made In Japan のクラフトビールと一緒に
美味しく楽しむことを追求したいと思います
(根強いファンからの要望があるので、Australia産大麦牛のメニューは継続します)。

国産の顔の見える生産者から届く食材は安くはないので
(というよりも大手飲食店が、輸入の安価食材を使っているだけなんですけどね^^)
祖師谷バーガーと忍者バーガーは
値段を少々高めに設定せざるを得ませんでしたが、
それ以上に素材の良さを感じていただけるものと確信しています。

「自分を自分でほめてあげたいとき」
「誰かに感謝してごちそうしたいとき」
「子供のがんばりにご褒美をあげたいとき」
「ちょっと贅沢したいとき」

そんな時にふっと思い出してもらえるようなお店にしたいです。

僕の夢は、
『ハンバーガー』を『気軽に食べられるファーストフード』から、
『日本の食材を楽しめる肉料理のひとつ』に位置づけることです。

ワンランク上のハンバーガーを開発して、
フォークとナイフでいただく、なんていうのもいいですよね。

ハンバーガーもビールも、
fastではなくゆっくりと時間をかけてslowに食べて、
たくさんのことに気が付きながら楽しめる食事になることいいなあ、
なんて思っています。

メニューの開発には、生産者さんとの出会いが不可欠です。
今までもたくさん生産者さんに支えられてきました。
だからこそ、生産者さんの応援や被災地支援などもしています。

この仕事が楽しい、いや楽しくて仕方がありません。
国産のこだわり食材を使った美味しい料理を提供して
多くの人に愛されるお店にしていきます。

これからのゴホウビダイナーはこんな気持ちですすめて参ります。
皆さま、改めてどうぞよろしくお願いいたします。


2019年11月吉日

ゴホウビダイナー
店主 齊藤星児

ゴホウビダイナー

ゴホウビダイナー

お昼はハンバーガー、夜はビアダイナー。ワインや種類の豊富なビールによくあうジューシーなお肉をお楽しみいただけます。

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